皆さん、はじめまして。
「建築屋ナビ〜現場監督のノウハウと建設業の魅力〜」をご覧いただき、ありがとうございます。
このブログを運営している現場監督引退と申します。
私は大学を卒業してから、準大手ゼネコンに入社し、施工管理職(いわゆる現場監督)として25年間、建設現場の第一線で働いてきました。
そのうち12年間は現場代理人(作業所長)として、さまざまな工事を現場でまとめる役割を担ってきました。
これまで携わった建物は、事務所ビル、病院、福祉施設、商業施設、官公庁関連施設、工場など、幅広いジャンルにわたります。構造形式もS造、RC造、SRC造と一通り経験してきました。
保有資格は以下のとおりです。
- 一級建築施工管理技士
- 一級建築士
- 免震部施工管理技士
- CFT造施工管理技士
現場での日々は、決して楽なものではありませんでしたが、「良い建物をつくる」という共通の目標のもと、たくさんの人と協力しながら汗をかいてきた時間は、今振り返ってもかけがえのないものです。
なぜこのブログを始めたのか
長年現場で走り続けてきましたが、最近、社内での役割が変わり、現場を離れて管理職の仕事が中心になりました。
これまでずっと現場にいた身としては、少し寂しさや物足りなさを感じることもあり、「このまま現場監督としての経験が埋もれてしまうのはもったいないな」と思うようになりました。
今、建設業界は人手不足が深刻です。特に、施工管理職はどこも人が足りていない状況です。
さらに、働き方改革による残業時間の制限もあり、忙しさの中で技術を伝える余裕がなくなっているという現状を肌で感じています。
その結果として、同じような失敗が繰り返されてしまうというケースも少なくありません。
「昔の現場で学んだあのやり方、若い人にも伝えたいな」
「これ、現場で困ったときに助けになるかも」
そんな思いから、このブログを立ち上げました。
このブログで伝えていきたいこと
建設業界も時代とともに変化しています。
働き方も、使う技術も、道具もずいぶん進歩しました。
でも、「建物をつくりあげる」基本は、今も昔も変わりません。
このブログでは、そんな現場監督の視点から見た“実践的なノウハウ”や“現場あるある”、そして建設業の魅力や面白さをお伝えしていきます。
これから施工管理を目指す方、今まさに現場で頑張っている方、そして建設業に少しでも興味のある方──
そんな方々にとって、少しでも役に立つ情報やヒントがあればうれしく思います。
少しマニアックな内容もあるかもしれませんが、
建設業という世界をより深く、そして前向きに知ってもらえる場になればと願っています。
どうぞ、これからよろしくお願いいたします。
コメント